日本はセックスのない夫婦生活が当たり前!海外ではありえない?
カップルでもお付き合いの期間が長くなるにつれて、イベントごとがおろそかになったり記念日を忘れてしまったり、お付き合い当初はなかった様々な問題が発生してきますよね。
それは同じく結婚後の夫婦にも言えることですが、日本の夫婦にはさらなる大きな問題があると言われています。
それはセックスレス!
私たちに限ってセックスレスなんて!と思っている人もたくさんいるでしょう。
今回はそんな恐ろしいセックスレスについて、日本の夫婦と海外の夫婦を比較してまとめていきたいと思います!
日本の夫婦
セックスしている夫婦はどれくらい?
若いカップルとある程度落ち着いた夫婦、この2組を比べたとき、前者の方がセックスにお盛んなのは簡単に想像がつきます。
では後者の夫婦はどれぐらいの頻度でセックスをしているのでしょうか?
ある調査によると、なんと半数以上の夫婦が1ヶ月以上セックスをしていない、または今後もセックスするとは思わない、と答えたそうです!
こちらは16歳から49歳の3000人を対象とした調査なのでセックスにおいては現役と言える人たちが回答した結果と言えます。
2組に1組が1ヶ月以上セックスをしていないと思うと結構大きな割合ですよね。
さらに悲しいことに、このセックスレスに関する数字は年々上がって行っているようです。
セックスレス、一番なりやすい年代とその原因は?
先ほども述べたように今回の調査は16歳から49歳の男女を対象に行われたということでしたが、どの年代が一番セックスレスの状態に陥っているのでしょうか?
結果によると、一番セックスをしないと答えたのは40代半ばから後半の年齢層の人達だったそうです。
原因としてはこの年代は子どもにも手のかかる時期で家事も大変、それに加えて仕事も責任のあるポジションに就くことが男女ともに多いことが挙げられていました。
確かに、このような生活の中でセックスをする体力がもう残っていない、、という状況も簡単に想像はつきますね。
男女それぞれの言い分は?
どうしてセックスをしないのですか?という質問に対する回答をいくつか紹介します。
女性で一番多かったのは「面倒くさいから」と22%の女性がそのように回答したそうです。
そして35.2%の男性は「仕事で疲れすぎていてセックスをする気にならないから」と回答したそう。
本来、セックスというのは本能的にお互いの身体が求めるように始まるものですが、現代の日本では仕事や家事が忙しく、男女ともにそんな本能をも打ち消してしまっているのですね…。
ちなみに30%以上もの男性がこのように答えたのは今までの中で初めてなのだそうです。
最近では長時間労働が見直されているとは言え、まだまだみなさんお疲れなのですね…。
日本と世界の年間平均セックス回数は?
1ヶ月以上セックスをしていない夫婦が半数以上という結果を紹介しましたが、平均でいうとどれくらいの頻度で日本人はセックスをしているのでしょうか?
ある調査によると日本人カップルが年間で行うセックスの数は48回、つまり週1するかしないか、というくらいです。
海外のセックス年間回数は以下の結果でした。
1位:ギリシャ⇒138回
2位:クロアチア⇒134回
3位:セルビア・ヘルツェゴビナ
2005年Durex調査より
という結果でした。
ちなみに世界の平均は年間103回だそうなので、日本人のセックスの回数は世界平均の半数以下ということになります。
最近では日本でのセックスレスが加速していると言えますが、もともとセックスの回数が少ないのも世界に比べてセックスレス率が高い原因と言えそうですね。
世界のセックス事情についてはこちらの記事をご覧ください。
海外の夫婦
海外のセックスレス率とは?
それでは日本のセックスレス率と比較して、海外のそれはどれくらいの数字になるのでしょうか?
ニューヨークタイムスの記事によると、アメリカでセックスについて調査をしたところ、約15%の夫婦がセックスレスの状態に陥っているということでした。
ニューヨークタイムス以外でもこの結果が取り上げられている記事をいくつか目にしましたが、どの記事でも15%もの夫婦がセックスレス!というような取り上げ方でした。
つまり多いということを言いたいのでしょうね。
それに比べて日本は約半数の夫婦がセックスレスと言われているのに…。
やはり日本と世界のセックスに対する考え方は大きく違うようですね。
youtubeで「sexless marriage」と検索するとセックスレスについて取り上げているニュース動画がたくさん出てきます。
それほど海外ではセックスレスが深刻なようです。
海外のセックスレスの原因
では、海外でのセックスレスの原因はどのようなことがあるのでしょうか。
セックスレスに関する様々な記事を参考にしてみましたが、原因とされているものは日本のセックスレスの原因とそう変わらないものばかりでした。
「時間がない」「歳、家族編成の変化でその気が起きなくなる」などです。
やはり国が違うといえども現代の社会が抱える問題は似たり寄ったりなんですね。
セラピストに相談に行くって本当?
セックスレスに陥る原因は日本も海外も似ているということを述べましたが、異なってくるのはその問題に対する姿勢。
日本ではほとんどの夫婦がそのままの状態で放置していることが多いでしょう。
しかし、海外ではセックスレスというのは離婚にも繋がる大きな問題です。
日本の夫婦は喧嘩や揉め事が起きると基本は2人で解決するというのが基本的な対処法だと思いますが、海外では何か問題が起こるとよく二人揃ってセラピストの元へ相談に行きます。
第三者を交えて問題を解決に導こうとするんですね。
そしてその際に相談する内容としてセックスレスも挙げられるのです。
セラピストの中にはセックスレスの相談に特化した人も存在します。
日本には海外よりかなり多くの夫婦がセックスレスという問題を抱えているのですから、日本にもこういった対処法があれば大きく変わるかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
日本と海外のセックスレスの数の違い、そしてそれに対する対処法の違いを分かって頂けたでしょうか?
個人差はありますが、セックスがしたい!と片方が思っているのにも関わらず、セックスがないという状態は心身ともにヘルシーとは言えないですよね。
2人で話し合いをしてもダメならば、海外のようにセラピストというプロに頼ってみるのも一つの手なのかもしれませんね!!
興味がある人は一度「カップルセラピー 東京(自分が住んでいる都市名)」と検索してみましょう。
セックスレス解消の方法はこちらをご覧ください。